2013/07/12 ニュース
経産省、再生可能エネの啓蒙・普及キャンペーンを開始
 経済産業省は7月11日、FIT制度施行から1年が経過したのを機に、再生可能エネルギー普及のための国民的運動を喚起する「グリーン・パワー プロジェクト」を開始すると発表した。「日本を、グリーンの力でうごかそう。」というコンセプトで再生可能エネルギーを通じ、未来の日本を創っていくプロジェクトで、現状で国内総発電量の1%に過ぎない再生可能エネルギーの普及を加速させるべく、官民連携で進めていく。
 
 プロジェクトは再生可能エネルギーの発電事業者と需要化を後押しし、日本の新しいグリーン産業の創出を目指す。このため、メディア・イベントなどで普及啓発活動展開し、クイズ大会の開催や自然エネルギー教材の配布など、再生可能エネルギーを「知る」、「体験する」、「事業として取り組む」プログラムを実施していく。さらに官民連携の取り組みで、「グリーンな消費」「グリーンな投資」を喚起し、市場をリードするバイヤーの創出を目指す。同プロジェクトには、パートナーとして新エネルギー財団、よしもとクリエイティブエージェンシーなど4社・団体が参加。参画企業としてイオン、大阪ガス、大和ハウスなど8社が参画を表明している。