シーテックと須山建設(浜松市)が浜松市の市有地で建設を進めていたメガソーラーが完成し、7月3日に竣工式典が挙行された。両社は静ヶ谷最終処分場(西区呉松町)の敷地を2区画に分け、「浜松・浜名湖太陽光発電所」としてシーテックがA区画(西発電所)、須山建設がB区画(東発電所)をそれぞれ進めていた。
両社は昨年9月14日に浜松市と基本協定書を締結し、12月11日に着工。完成した太陽光発電設備は「浜松市次世代ダイバーシティエネルギーパーク」のレイクゾーンに位置づけられ、次世代エネルギーパークの中核施設に位置付けられている。シーテックの西発電所は敷地面積3万8570.04㎡で計画出力は1990kW(パワーコンディショナー出力、モジュール出力は2265kW)、想定年間発電量は約279万 kWh(一般家庭約700世帯分の年間使用量に相当)。三菱電機製の単結晶太陽電池モジュールを8680枚使用しており、パワーコンディショナーは東芝三菱電機産業システム製。一方須山建設の東発電所は敷地面積2万2102.10 ㎡で、出力は1000kW(モジュール出力1197kW)。想定年間発電量は約138万kWhで、サンテックパワー製の多結晶太陽電池モジュール4128枚と日立製作所製のパワーコンディショナーを採用している。