2013/07/04 ニュース
米電力企業が国内で再生エネルギー発電施設の合弁を設立
 風力発電など再生可能エネルギー発電大手のインべナジーLLC(本社・米シカゴ)は7月2日、日本の太陽光・風力発電施設の開発会社イーストエッジ・エナジーと、日本国内で再生可能エネルギー発電の合弁会社「インべナジー・イーストエッジ合同会社」を設立すると発表した。
 
 新会社は、土地の全部~一部を再生可能エネルギー発電用に提供したい土地所有者、自治体を探して事業基盤を固める方針。両社は、新会社の電源開発で自治体などに新たな収入源と雇用を生み出す効果があるとしている。また、既存の再生可能エネルギー開発企画で、開発規模が大掛かりで事業主体が見つかりにくい案件には事業主体に参画することも検討していくという。ジェイムズ・シールド・インベナジー開発担当役員は今回の合弁設立で、「国際ビジネスの範囲を日本に拡張することは喜ばしい。今回のパートナーシップで、我々の専門知識が活用できるよう地域の地主、自治体、その他各現地のプロジェクト参入者との連携を楽しみに進みたいと思う」とコメントした。