2013/07/04 ニュース
本田技研、GMと次世代燃料電開発で提携関係構築
 本田技研工業と米ゼネラルモーターズ(GM)は7月2日、2020年頃の実用化を目指し次世代型燃料電池システムと水素貯蔵システムの共同開発で提携契約を締結した。
 
 両社はそれぞれ培ってきた燃料電池技術の知見を共有し、小型・軽量で高性能の低コスト型燃料電池システムと水素貯蔵システムを開発する。開発に際し、両社のスケールメリットを活かしたコストダウンが可能になると期待されている。また水素インフラ整備や規格化、標準化も共同で行うほか、政府関係や関連産業に燃料電池車の普及推進のための取り組みを行う。ダン・アカーソン・GM会長兼CEOは提携に際し、「今回の共同開発は両社の燃料電池技術分野での強みがあって成り立っている。持続可能なモビリティー社会を実現させる燃料電池技術を、両社が共同開発することが最善の方法と確信している」とコメントした。