2012/11/06 ニュース
JOGMEC、モザンビークと石油・天然ガス分野での人材育成プログラムを締結

独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC、河野博文理事長)は、10月29日、モザンビーク共和国の首都マプト市で、同国国家石油院(アルセニオ・レナト・マボテ総裁)およびモザンビーク炭化水素公社(ネルソン・アルナルド・オクアネ総裁)と、石油・天然ガス分野における人材育成に関する実施プログラムに署名した。

 これは、本年2月に経済産業省とモザンビーク鉱物資源省とで、天然資源開発における協力についての覚書が締結され、その一環としての人材育成実施のプログラムである。これまでモザンビークから20名がマプトと日本でのワークショップに参加しているが、これを充実させていく。

 来年1月~2月の4週間、約10名の技術者をJOGMECの技術センターに受け入れ、LNG技術に関わる実践的な講座を開講する予定。なお、モザンビークは海上の大規模ガス田発見が相次いでおり、将来日本への有力な天然ガス供給国になると期待されている。