2019/12/16 ニュース
COP25、会期延長も成果の乏しいまま閉幕

マドリード(スペイン)で開催されていた国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)が15日に閉幕した。石炭火力発電所や自動車などから排出される大気汚染物質の環境規制に影響を与えるだけに注目を集めたが、会期を延長したにも関わらず大きな成果は得られなかった。来年から始まる地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」の実施ルール作りの合意を断念し、2020年グラスゴー(スコットランド)で開催されるCOP26に先送りされる形となった。