日鉄エンジニアリング(東京都品川区)は7月25日、ドイツでごみ焼却発電設備の増設工事を受注したと発表した。廃棄物発電設備の子会社、シュタインミューラー・バブコック・エンバイロメントGmbHを通じて受注したもの。同国ルートヴィヒスハーフェン市の既存設備を更新する目的で、新たに2系列を建設する。発注元は、ルートヴィヒスハーフェン市など同国ラインラント=プファルツ州の複数の自治体が出資する廃棄物処理事業会社、ゲマインシャフツ・ムルハイツクラフトヴェルク・ルートヴィヒスハーフェンとされる。新設備の処理能力は260t/日×2系列(ストーカ式)で、2024年の竣工を目指す。同社の契約範囲は、ストーカ炉やボイラーなど設備2系列の設計と機器の調達、据え付けと試運転となっている。今回の商談では、シュタインミューラーの提案内容や欧州での納入実績などが顧客に高く評価され、受注に結びついた。
2019/08/20 ニュース
日鉄エンジ、ドイツでごみ焼却発電設備増設を受注
2019/08/20
2019/08/20
2019/08/20
2019/08/20
2019/07/10