2013/06/25 ニュース
飯舘村、避難区域で初のメガソーラー事業
 福島県飯舘村は東光電気工事と共同で、伊丹沢地区の約14haの敷地にメガソーラーを建設する。出力は約10MWで、今年7月~11月に建設予定地の残留放射能を除染し、来年4月に着工する。完成・稼働開始は平成28年4月を見込んでいる。
 
 同事業は、事業運営のため設立された特別目的会社「いいたてまでいな太陽光発電」に飯館村と同社が出資して実施する。両者は、発電設備を地域への電力供給を通じて飯舘村の復興のシンボルにしたい考え。建設予定地は飯舘村の牧草地で、発電した電力は全量を東北電力に売する。同社は東北では宮城県石巻市、岩手県洋野町でメガソーラー事業に参画している。