2019/05/21 ニュース
中国電力・四国電力、ミャンマーで火力発電事業に出資参画

 中国電力は5月16日、四国電力と共同でミャンマーの天然ガス火力発電事業に出資参画すると発表した。同社は、シンガポール子会社のChugoku Electric Power Singapore Pte. Ltd.を通じ、15日に事業権益を取得する売買契約をTTCL Public Company Limitedの子会社である運営会社と締結した。同事業は、2013年4月からヤンゴンで稼働中の複合火力発電設備「アーロン火力発電所」を運営するもの。同発電所の出力は12.1万kWで、発電した電力は、ミャンマー発電公社に2043年5月までの30年間売電する。ミャンマーでの事業参画は同社にとってこれが初めてだという。同社参画後のアーロン火力発電所出資比率は、▽TTCL・43%、▽同社・28.5%、▽四国電力(同)--となる。