九州電力は5月14日、タイの発電大手エレクトリシティ・ジェネレーティング・パブリック・カンパニー(EGCO、本社・バンコク市)の経営に参画すると発表した。同社は、EGCOの株式約24%を保有するテプディア・ジェネレーティングの持分25%を、三菱商事から取得している。このことで、10日にEGCOの株式約6%を間接的に取得した。EGCOは1992年タイ発電公社が設立し、2006年には三菱商事、2011年には東京電力(現在はJERAが承継)が経営に参画してきている。タイなど6か国に27か所・約515万kW(持分出力ベース、タイ国内は314万kW、国外は201万kW)を保有するほか、水力、太陽光など再生可能エネルギーの開発にも注力している。同社はこの参画で、海外発電事業の持分出力が約230万kWとなり、2030年までに500万kWに拡大する中期経営方針の目標に近づいたと評価している。
2019/05/17 ニュース
九州電力、タイの発電大手に出資参画
2019/05/17
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