プロスペクトが5月15日に発表した2019年3月期連結決算によると、同期は売上高49億3700万円(前期比57.8%減)、営業損失80億4100万円(前期は15億4300万円の営業損失)、経常損失81億6700万円(10億9800万円の経常損失)、当期損失98億3300万円(14億8300万円の当期利益)の赤字決算となった。主要4事業中、太陽光発電、バイオマス発電など同期の再生可能エネルギー事業は売上高5億6900万円(3600万円増)、セグメント利益6500万円(9000万円減)の大幅な減益となった。今期は、同社最大の案件である成田神崎プロジェクト(出力24MWh)の開発を進め、売電収入の大幅な増加を見込む。太陽光発電分野では、採算の見込める案件やセカンダリー・マーケットも含む新規案件の取り込みに注力する。海外では昨年4月にロシアで木質ペレット製造工場建設の株主間協定書を締結しており、今秋の完工を目指す。海外での再生可能エネルギー関連事業では、今後も新規案件を積極的に検討する。ただし、海外の案件はより高度なリスク管理が必要となるため、事業採択の段階から法務・金融など各分野の専門家の意見を仰ぐ。
2019/05/17 ニュース
再エネ発電事業で大幅減益、本体も赤字に プロスペクト
2019/05/17
2019/05/15
2019/05/15
2019/05/15
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