2019/05/15 ニュース
双日、日本製紙と北海道でバイオマス発電事業に着手
 双日は5月10日、日本製紙とともに北海道でバイオマス専焼発電事業を実施すると発表した。両社で出資者間契約を締結し、2023年1月の設備稼働を目指す。この案件は、日本製紙北海道工場勇払事業所(苫小牧市)の敷地内に、出力74.95MWのバイオマス専焼発電設備を建設・運営するもの。発電設備は国内外で調達した木質バイオマス、パーム椰子殻などを燃料に使用し、2020年3月に着工する予定という。竣工後、設備は発電事業会社の「勇払エネルギーセンター合同会社」(同)が運営し、設備の運転と保守は日本製紙が担当する。発電した電力は全量を北海道電力に売電する。勇払エネルギーセンターの出資比率は、同社が49%、日本製紙が51%となっている。