2019/05/21 ニュース
在庫水準見直しなど奏功し太陽光関連部門は増益 フジプレアム

 フジプレアムが5月17日に発表した平成31年3月期連結決算によると、同期は売上高114億3600万円(前期比11.2%増)、営業利益4億円(0.4%減)、経常利益4億3100万円(7.3%増)、当期利益3800万円(83.7%減)の最終減益となった。このうち、同期の環境ビジネス部門は売上高14億8700万円(1.8%増)、営業利益7400万円(前期は3900万円の営業損失)と増収し増益を確保した。価格競争の激化で市場環境が悪化しているが、超軽量太陽電池モジュールの拡販や、メンテナンス市場の開拓などで乗り切った。OEM供給品も同様に影響を受けたが、在庫保有水準を見直して事業構造改善を行った。また、より製品開発・用途開拓の開発要素が大きいものにも経営資源を集中した。今期は全社で売上高125億2200万円(9.5%増)、営業利益4億3100万円(7.6%増)、経常利益4億4100万円(2.3%増)、当期利益2億4200万円(523.9%増)と、大幅な最終増益を見込んでいる。