2013/06/24 ニュース
東京都、ガスコージェネなどの導入支援に総額約100億円の補助金
 東京都環境局と東京都環境公社は、エネルギーマネジメントシステムや分散型エネルギーの普及拡大のため、エネファームやコージェネレーションシステムなど創エネルギー機器の導入を支援する。総額約100億円の基金を創設し、3年間補助事業を実施。低炭素で災害に強い都市づくりを目指す。6月28日から受け付けを開始する予定。
 
 家庭向けの補助金では、エネファームや蓄電池などの導入を補助金で助成する。補助対象と補助率は、ガスコージェネレーションシステムかエネファームのどちらかを導入する場合、機器費の4分の1(上限額22万5000円)を補助する。蓄電池システムは機器費の6分の1(上限50万円)、ビークル・トゥ・ホームシステムは単体の場合10万円、電気自動車などを同時導入する場合は25万円となっている。
 
 事業所向けでは、ガスコージェネレーションシステムを導入する場合、設置経費の半額(上限3億円)を補助する。申請期間は平成29年度までの4年間。中小テナントビル向けではビルエネルギーマネジメントシステムを導入する場合、経費の4分の1(上限250万円)の範囲内で助成する。申請期間は今年度のみ。都の補助は国の補助制度と併用することも可能。補助金の申請は家庭向け・事業所向けとも東京都環境公社で受け付ける。