2013/06/21 ニュース
外務省、ニカラグアの小水力整備などで円借款を供与
 外務省は6月19日、岸田文雄外務大臣とサムエル・サントス・ロペス・ニカラグア外務大臣が限度額14億9600万円の円借款供与で書簡を交換したと発表した。ニカラグアの「持続可能な電化及び再生可能エネルギー促進計画」を支援するためのもので、この計画は米州開発銀行と協調融資を実施。得られる融資でニカラグア北部大西洋側各地に小水力発電所を建設する。供与条件は金利0.3%で償還期間は40年、調達条件は設備調達を日本国内のメーカーに限定しない一般アンタイド。
 
 同計画では、全域で街灯など照明機器を省エネルギー型に交換する。これにより、地方農村部で電化の向上を促進し、再生可能エネルギーの利用と省エネルギー化を図る。