豊田通商は5月7日、同社が50%の株式を保有するカナダのIPP事業で、保有株式を譲渡する契約を締結したと発表した。同社は2009年から同事業に出資していたが、事業ポートフォリオを見直した結果、譲渡を決めた。同国オンタリオ州のゴアウェイ・ガス火力IPP事業で、同社は保有する全株式を、同国の発電事業者キャピタル・パワー・コーポレーション(本社・アルバータ州)に売却する。同事業では、JERAも50%の株式を保有しているが、JERAも同様にキャピタルに全株式を売却する契約を同日締結した。譲渡手続きは今年の第1四半期頃に完了する見込みという。同事業は、発電容量87.5万kWの天然ガス焚き複合火力発電設備を保有・運営するもので、発電する電力はオンタリオ州内の電力卸売市場に売電していた。
2019/05/14 ニュース
豊田通商、カナダのIPP事業で持ち株を現地企業に譲渡
2019/05/14
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