2019/02/28 ニュース
MHPS、高炉ガス焚きのガスタービンなどを中国製鉄所から受注
 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は2月19日、同社のガスタービン「M701S(DA)X」と蒸気タービンなどを中国で受注したと発表した。中国の製鉄大手、馬鞍山鋼鉄有限公司(本社・安徽省)から受注した。受注した機器類は、出力約18万kWの高炉ガス焚きガスタービンコンバインドサイクル発電設備に使用される。発電設備の稼動は2020年末が予定されている。この発電設備は、高炉や転炉などから発生する副生ガスを有効利用するもの。稼働中の発電設備の増設分として受注し、同社はこれらのほか電気集じん機、減速機なども供給する。発電機は三菱電機製のものを採用する。今回の商談では、同社が2007年に同様の設備を同発電所向けに納入した実績などが評価され、受注に結びついた。