2019/02/28 ニュース
丸紅、GEと台湾で1300億円の大型火力発電案件を受注

 丸紅は2月21日、中華民国(台湾)で、総出力は2000MW以上、総受注額は約1300億円の大型ガス焚き複合火力発電設備を受注したと発表した。米ゼネラル・エレクトリック(GE)・カンパニー、ゼネラル・エレクトリック・インターナショナルと共同で、台湾電力公司から受注したもの。受注したのは、大潭複合火力発電所(桃園市)の8号機・9号機を増設するプロジェクトで、2022年12月の完工が予定されている。新設備はガスタービン、発電機などが2基ずつ、2系列で構成される。契約形態は設計から試運転まで請け負うフルターンキーで、ガスタービンと蒸気タービン、発電機など主要機器はGEグループが納入する。同社は、関連補機の調達と発電所全体の土木・据え付け工事などを取りまとめる。両社は、タイなどアジア諸国で大型の火力発電案件を受注してきている。今回の商談では、これらの実績と技術力・信頼性が評価され、受注に結びついた。