2019/02/04 ニュース
三井物産、中東で太陽光発電設備リース事業に参画

 三井物産は1月29日、中東で商業・産業施設向けに太陽光発電設備のリース事業に参画すると発表した。発電設備のリースを行うイエロー・ドア・エナジー・リミテッド(事業拠点・ドバイ、ヨルダン、略称YDE)と共同で実施する。このため同社は、1月28日にYDEの株式引受契約に調印した。YDEは、商業・産業分野で、企業や工場の余剰敷地を活用した太陽光発電設備を設計・設置している。建設した設備は、長期間の保守・操業を行っており、UAEとヨルダンで約20社の顧客を持つ。今後はアフリカへの進出を狙っており、今後2年間で約300MWの発電設備を設置していくという。この事業資金の調達などで、YDEは同社など5社に6500万ドルの第三者割当増資を実施し、今回同社が引き受けたもの。同社は今回の事業参画で、同社の持つ発電事業ノウハウを活用し、YDEのサービス強化と事業拡大を支援する。