富士電機が1月31日に発表した平成31年3月期第3四半期連結決算によると、同期の業績は売上高6222億5000万円(前年同期比3.5%増)、営業利益244億7200万円(9.3%増)、経常利益264億6200万円(21.2%増)、当期利益163億6600万円(22.4%増)の増収増益となった。主要6部門中、パワエレシステム・エネルギーソリューション部門は売上高1443億円(1%増)、営業利益79億円(32億円増)と増益を確保した。施設・電源システム分野で大口案件が増加し堅調に推移し、売上高に貢献した。一方、エネルギーマネジメント分野は、スマートメーターや産業向け電源機器の需要が減少し、売上高は前年同期を下回った。ただし原価低減策の実行などで、営業損益は前年同期を上回っている。また器具分野は、受配電盤メーカーの需要増で売上高、営業利益ともに前年同期を上回った。発電部門の売上高は711億円(27%増) 営業損失は5億円(19億円の減少)とこちらも好調に推移した。火力、地熱発電設備と太陽光発電システムの案件が増加し、増収となった。その反面、利益面は大口案件のコストアップなどで前年同期を下回った。通期は全社で売上高9050億円(1.3%増)、営業利益580億円(3.6%増)、経常利益600億円(7.1%増)、当期利益380億円(0.6%増)と増収増益の見通し。
2019/02/04 ニュース
再エネ案件の増加などで第3四半期は増収増益 富士電機
2019/02/01
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