東北電力は1月30日、再生可能エネルギー事業を拡大すると発表した。風力発電を中心に太陽光、水力など再生可能エネルギー(再エネ)全般で今後200万kW分の電源開発を目指す。電源の開発では、同社とグループ企業のノウハウを活用しながら、新規開発や事業参画を実施する。このため、経営層も参画する組織「再生可能エネルギー事業推進会議」を年度内に立ち上げ、7月には新部署「再生可能エネルギー事業推進室」を設置して体制面を強化する。電源の新規開発は、同社管内の東北・新潟地域を中心に進める。同時に、開発から設備廃止、リプレースまでのライフサイクル全般に関与するため、運用・保守事業や電源リプレース事業の展開なども検討を進めていく。同社は、再エネを環境面やエネルギーセキュリティの観点から重要視しており、技術開発などで、将来的には主力電源に成長すると見ている。そこで、今後も再エネを有効活用し続けるには、同社グループが責任ある事業主体となる必要があると判断し、今回の方針を決めた。
2019/02/01 ニュース
東北電力、風力など再エネで200万kW分の電源を開発
2019/02/01
2019/01/30
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