三菱重工エンジン&ターボチャージャ(神奈川県相模原市)は1月28日、中国で発電用ディーゼルエンジンの製造・販売機種を拡大すると発表した。上海でディーゼルエンジンの製造・販売を行う合弁会社、上海菱重発動機有限公司を通じて、市場ニーズと案件の発掘に努める。その手始めに新型の「S16R2-PTAW-C」を同国で発売し、多様な分散型電源・自家発電の需要を開拓する。S16R2-PTAW-Cの出力は2167kWmで、既に1号機を出荷した。データセンターや病院・住宅向けの非常用電源などに向いているという。同公司で製造したエンジンは、まず発電機器メーカーに販売される。そこで発電機やラジエーターなどの機器を組み込んで、発電パッケージとして市場に供給されている。同社は今後、日本の技術力を中国の製造工場に供与し、日本水準の高い信頼性と現地生産による価格競争力を両立させて、市場を拡大していく。
2019/01/30 ニュース
三菱重工グループ、中国市場で発電用エンジンの製造販売を加速
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