2019/01/28 ニュース
中部電力、Looopなどと来月から太陽光の新サービス開始
 中部電力は1月25日、太陽光発電の自家消費サービスとCO2フリーの電気料金メニューを提供すると発表した。このうち、自家消費サービスはLooop(東京都台東区)などの提携企業が持つ、太陽光発電設備の設置に関するノウハウなどを活用する。同社と、同社の提携企業が店舗や工場などの屋根を借りる形で、太陽光発電設備を設置・運営する。屋根を提供する顧客は、初期費用ゼロで太陽光発電の電力を利用(自家消費)できるようになる。このサービスは2月から提供を開始するが、顧客には自家消費の対価として、毎月サービス料金を支払う義務が生じる。
 
 一方、CO2フリーの電気料金メニューは4月頃に内容を決定し、7月頃からの提供開始を予定している。これは、同社が保有する水力発電設備や、11月以降にFITの買取期間が終了する太陽光発電設備などを活用し、企業や住宅にCO2フリーの電力を供給するもの。これらの新サービスは、同社が提供している顧客参加型の電力取り引きサービス「これからデンキ」内のメニューと位置づけられている。