IHIは1月28日、同社の航空機転用型ガスタービンなどの原動機事業を、会社分割で子会社の新潟原動機(東京都千代田区)に承継すると発表した。LM6000などの航空機転用型ガスタービンを用いた発電プラントのエンジニアリングと付帯事業、販売などを会社分割で承継させる。6月に開催予定の株主総会で承認を得た後、7月1日付で承継が完了する見通しという。同時に、新潟原動機は同社子会社のディーゼルユナイテッド(同)を吸収合併し、7月1日付で社名を「IHI原動機」に変更する。吸収合併後、ディーゼルユナイテッドは消滅する。ディーゼルユナイテッドは、陸上発電用ディーゼルエンジンなどの製造販売を手がけており、吸収合併で原動機とその関連事業はIHI原動機に集約される。同社は今回の事業統合を、分散型エネルギー向けの原動機製品で一貫した運営体制を構築し、効率的な事業運営と人員の配置を行うためとしている。
2019/01/30 ニュース
IHI、発電機器関連事業を子会社に集約
2019/01/28
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