2019/01/30 ニュース
JFEEなど出資の地熱発電設備が岩手県で稼動
 JFEエンジニアリングなど5者が出資して設立した岩手地熱(岩手県八幡平市)は1月29日、同日に地熱発電設備の本格稼動を始めたと発表した。同社の地熱発電設備は、2017年4月から松尾八幡平地域で建設が進められてきた。定格出力は7499kWで、東北電力に売電する。また、JFEエンジニアリングの子会社であるアーバンエナジーも特定卸供給先となっている。今回の案件は、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)から助成金や出資を受け、債務保証対象事業に採択された国内初の案件とされる。岩手地熱に出資している企業・団体は以下の通り。
 ▽JFEエンジニアリング(出資比率29.913%)、▽三井石油開発(29.913%) 、▽日本重化学工業(14.959%)、▽地熱エンジニアリング(14.956%)、▽JOGMEC(10.258%)