2019/02/04 ニュース
太陽光関連の貢献などで部門利益107%増 東芝プラント

 東芝プラントシステムが1月31日に発表した平成31年3月期第3四半期連結決算によると、同期の業績は売上高1585億7200万円(前年同期比4.4%増)、営業利益130億4400万円(23.3%増)、経常利益146億8800万円(32.7%増)、当期利益94億6400万円(25.3%増)の増収増益となった。このうち、発電システム部門は海外の火力発電設備案件などの減少で、受注高711億1500万円(45.7%減)、売上高844億3900万円(13.9%減)、経常利益62億8800万円(10.3%減)と振るわなかった。一方、社会・産業システム部門は、国内の太陽光発電設備、一般産業向けなどの増加で受注高・売上高が増加した。同期は受注高937億8800万円(40.5%増)、売上高741億3200万円(37.5%増)、経常利益83億9900万円(107.1%増)と大幅な増収増益を確保した。通期は全社で売上高2400億円(3.2%増)、営業利益200億円(1.2%減)、経常利益215億円(6.2%増)、当期利益146億円(7.7%増)と最終増益を見込む。