京セラは1月24日、京都府、兵庫県、福井県の7か所で大規模太陽光発電設備を稼動したと発表した。同社と金下建設(京都府宮津市)、オムロン フィールドエンジニアリング(東京都目黒区)が出資して設立した特別目的会社「丹後太陽光発電合同会社」(宮津市)が開設したもの。7か所のモジュール総容量は3228kWに上り、年間約1885tのCO2削減効果が見込まれている。設備の建設では、金下建設が土地の整備を、オムロン フィールドエンジニアリングOFEが発電設備の設計施工をそれぞれ担当した。これに同社が太陽光発電パネルと周辺機器の供給で協力した。竣工後の保守管理はオムロン フィールドエンジニアリングが担当する。丹後太陽光発電合同会社を設立した3社は、一昨年に宮津太陽光発電合同会社(宮津市)を設立し太陽光発電事業を行っている。今回稼動した太陽光発電設備は以下の通り。
▽大江山第一太陽光発電所(宮津市、出力899kW、年間発電量982MWh)、▽大江山第二太陽光発電所(同、801kW、874MWh)、▽宮村第一太陽光発電所(同、480kW、498MWh)、▽由良第二太陽光発電所(同、259kW、276MWh)、▽和江第一太陽光発電所(舞鶴市、259kW、278MWh)、▽豊岡第一太陽光発電所(兵庫県豊岡市、234kW、253MWh)、▽三方第一太陽光発電所 (福井県若狭町、296kW、321MWh)