タケエイは1月24日、子会社の田村バイオマスエナジー (福島県田村市)がバイオマス発電設備を田村市で着工したと発表した。2月から建設工事を本格化し、2020年夏頃の竣工と稼動を目指す。新設備は年間で330日運転し、出力は7100kWh。発電した電力は東北電力などに売電する。燃料には、周辺地域で産出する間伐材などを使用する。新設備は同社の5か所目のバイオマス発電設備となる。
また同社は同日、子会社の大仙バイオマスエナジー(秋田県大仙市)が建設していた発電設備「大仙バイオマスエナジー協和発電所」(同)が竣工したと発表した。同発電所は年間で340日運転し、出力は7050kWとなっている。発電する電力は、同社の完全子会社である大仙こまちパワー(同)に2月1日から売電する予定。新設備は同社の3か所目となるバイオマス発電設備という。