2013/06/20 ニュース
京セラグループ、昨年度約30MWのモジュール受注を達成
 京セラは全国農業協同組合連合会(JA)と三菱商事が行うJAグループ関連施設の屋根などに太陽電池を設置する太陽光発電事業向けとして、全国約80か所で累計約30MWの太陽光発電モジュールと付帯工事一式を京セラソーラーコーポレーションが受注したと発表した。平成24年度の受注では、出力242Wの京セラ製太陽電池モジュール約12万4000枚(発電量約3万MWh/年の想定で、一般家庭約8300世帯分)を確保しており、これらの導入によるCO2削減効果は1万800t/年以上を見込む。
 
 JA全農と三菱商事は、全都道府県の農業従事者とJAグループ関連施設向けに200MW規模の太陽光発電システムを来年度末までに開発する。第1号案件のJA全農岩手県本部いわて純情米広域集出荷施設発電所 (岩手県花巻市、完成予想図)は今月に着工しており、受注した太陽電池モジュールが施工される。この発電事業は、JA全農と三菱商事などが設立したJAMCソーラーエナジー合同会社が運営する。