2013/06/19 ニュース
石狩市で再生可能エネ等と組み合わせる超電導システムを試作開始
 さくらインターネット(大阪市)、住友電気工業(同)、中部大学、千代田化工建設(横浜市)の4者は、経済産業省から北海道石狩市の石狩湾新港地域で実施する高温超電導直流送電システムの試作を受託し、協業体制を構築した。今年度内に土木工事を着工し、来年度から一部実証試験にこぎつけたい考え。今年度の経産省からの受託金額は約25億円。 
 
 高温超電導直流送電システムとは、超電導ケーブルを利用し、送電ロスがほとんどなく送電することができるシステム。今回は、約500mと2km以上の2回線を設置。約500mの回線は太陽電池など直流電源設備から送電し、送電状況を確認する。2km以上では交流変電所などからの送電システムを設計・製作し、送電ケーブルの敷設と冷却システムの建設を行う。4者は、北海道は太陽光や風力発電などの再生可能エネルギーが豊富で、同事業により北海道を縦断する200km以上の送電システムや、多様なエネルギーソースを活用する「スマート・コミュニティ」を将来的に展開できるとしている。また、石狩湾新港地域から超電導技術を発信することも検討している。