2013/06/19 ニュース
リチウムイオン蓄電システムを24時間監視する機能を実用化
 パナソニック インフォメーションシステムズ(大阪市北区)のM2M(Machine-to-Machine)技術がパナソニック エコソリューションズ社製リチウムイオン蓄電システムの遠隔監視・エラー通報機能の中核技術として採用されている。遠隔監視は4月からサービスを開始しており、リチウムイオン蓄電システムの稼動データをネットワーク経由で常時収集。機器の発熱や不具合などの非常時に警報メールを自動配信し、必要に応じて提携会社が修理を実施するよう、監視センターで24時間体制の監視・対応を行う。
 
 今回の遠隔監視・エラー通報機能提供は、業務用エコキュートの遠隔監視サービスに続くもので、自社の環境監視ソフト「エネビュー」の基盤技術を応用し、設備の遠隔監視・制御サービス事業を行っている。適用機種は公共・産業用のもので、すでにこの機能は試験的に導入されており、引き続き商業機にも導入が進められる。