2013/06/19 ニュース
本田技研、ブラジルに続き米国工場にも風力導入
 本田技研工業は、米オハイオ州のトランスミッション工場に風力発電設備を導入する。今年中に導入する予定で、今年末までの稼働を目指す。これにより工場で使用するエネルギーの10%を風力発電で賄う。今回の動きは来年稼働を予定しているブラジルの風力発電プロジェクトに続くもの。出力2MWの風車を2基導入し、年間約10MWの発電量を見込む。発電する電力は工場内の照明などに使用されると見られる。
 
 このほか、中国では広汽ホンダ第3ラインを着工しており、1万kWの太陽光発電設備を導入する。この設備は平成27年前半に稼働を開始する予定。国内では、埼玉県の寄居工場(7月稼働予定)に2.6MWの太陽光発電設備を採用した。販売店にも太陽光発電設備を導入しており、今年度中に計1MWを設置する目標を既に達成。1.3MWが設置されている。