京セラコミュニケーションシステム(京都市)は1月7日、北海道石狩市に再生可能エネルギー(再エネ)で運営するデータセンターを開設すると発表した。開設には北海道と石狩市が協力し、消費電力の全量を再エネで運営する。このことで、再エネが安定した電源となることを例示し、コスト的にも事業として成立することを内外にアピールする。データセンターは今年4月に着工し、2021年内には稼動する予定という。竣工後は太陽光、風力、バイオマスの各種発電設備と順次連携し、2022年に再エネ化率100%を達成する計画とされる。これらの各種電力は、発電設備とデータセンターを自営線で結び、発電所から直接供給を受ける。また、石狩市の地域的な特性を活かして、夏場は冬季に貯めた雪でサーバを冷却する雪氷冷房も導入する。同社は、今回の開設と運営で培ったノウハウを基に、再エネ事業を多面的に展開し、再エネ関連事業で2024年に売上高300億を目指す。
2019/01/09 ニュース
京セラグループ、完全再エネ化のデータセンターを石狩市に開設
2019/01/07
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