2019/01/07 ニュース
奥村組、石狩市のバイオマス発電事業に出資参画
 奥村組(大阪市)は12月27日、石狩湾新港工業団地(石狩市~小樽市)にバイオマス専焼発電設備を建設すると発表した。今年11月に着工し、2022年10月の稼動を目指す。この新設備は、シンエネルギー開発(群馬県沼田市)が進めている「石狩バイオマス発電事業」のためのもの。同社は同事業に参画するため、同事業の特別目的会社「石狩新港新エネルギー発電合同会社」に出資する。このため、同社は合同会社のシンエネルギーの出資持分を譲受し、新設備を共同開発する。新設備の発電出力は5万1500kW、年間発電量は約3.6億 kWhで、燃料は輸入した木質ペレットとパーム椰子殻を使用する。発電する電力は、全量を北海道電力に24円/kWhで売電する。