東芝は12月26日、完全子会社の東芝インフラシステムズ（川崎市）のリチウムイオン二次電池事業を会社分割で承継すると発表した。同社は11月8日に公表した「東芝Nextプラン」で、同事業をグループ全体の新規成長事業として位置付けているため、同事業を承継し独立して管理することにしたもの。これで意思決定を迅速化し、グループ全体の技術、製造、営業のリソースを最大限活用するなど事業運営体制を強化して成長を加速させる。吸収分割の契約締結日は今年の2月中旬を予定しており、4月1日から同事業が同社の所管となる。