2018/12/12 ニュース
中部電力、風力など再エネ発電設備を相次ぎ建設

 中部電力は12月11日、同社の渥美火力発電所(愛知県田原市)構内に風力発電設備「渥美風力発電所(仮称)」を建設すると発表した。新設備は最大出力7400kW、年間発電量約1900万kWで、風車2基で構成する。2019年度から準備工事に着手し、2020年度に着工して2021年度に稼動する予定。同社では新設備の稼動で、年間約9000tのCO2排出削減効果も見込む。また同社は同日、大井川水力発電所(静岡県根本町)の維持流量放流設備を利用した小水力発電設備「いちしろ水力発電所」の建設も公表した。いちしろ水力発電所は最大出力160kW、年間発電量約135万kWhで、2020年度に着工し2021年度に稼動する。この設備の稼動で、同社は年間約640tのCO2排出削減効果を期待している。