丸井グループ(東京都中野区)は12月7日、新電力のみんな電力(東京都世田谷区)と資本業務提携契約を締結したと発表した。同社グループが加盟する、再生可能エネルギーの国際イニシアティブ『RE100』の達成の一環で、今後再生可能エネルギー(再エネ)電力を導入する店舗を拡大する。また、みんな電力の個人向け電力販売分野「顔の見える電力」の家庭向け販売でも協力し、家庭での環境負荷削減なども目指す。同社は今年9月、消費電力量の約90％・約38万kWhを再エネ由来の電力で賄っている。このほか、新宿マルイ本館でみんな電力の新電力プラン「ENECT RE100プラン」のトライアルにも参加している。このプランは、ブロックチェーン技術で供給元の再エネ発電設備を特定するもので、RE100が重視する再エネ電力調達の原則に沿ったものという。