2018/12/10 ニュース
シーメンス、バイオマス発電用蒸気タービンを連続受注

 シーメンスは12月7日、東洋エンジニアリング(TOYO)からバイオマス発電設備用に蒸気タービンと関連製品を受注したと発表した。受注した機器は、出力54.5MWの蒸気タービン、発電機、周辺機器となっている。これで同社は、TOYOから10月の富山県高岡市の案件に続き連続受注した形となった。納入する機器は、シンエネルギー開発などが開発している鳥取県米子市の案件で使用される。今回の商談は、同社の世界的に豊富な実績と、製品の高い発電効率が評価され、受注を獲得した。今回の受注を受けて藤田研一・同社代表取締役社長兼CEOは、「この度の弊社蒸気タービンの採用を大変光栄に思う。今年弊社は、バイオマス発電向け蒸気タービンの受注に連続して成功し、国内での産業用蒸気タービン事業拡大につながった」とコメントした。