2018/12/10 ニュース
公立小中学校の太陽光設備設置率が31%に 文科省

 文部科学省は12月4日、公立学校施設の再生可能エネルギー設備の設置状況を調査した結果概要を公表した。それによると、今年(5月1日現在)、小中学校や高校、幼稚園などでの太陽光発電設備設置件数は1万657件、風力発電設備は711件、太陽熱利用設備は240件に上った。公立小中学校の太陽光発電設備の設置率は31%と、平成27年度の24.6%から5.4ポイント上昇した。また、風力発電設備なども含め、停電時でも使用できる設備の割合は58.6%・5895件に増加した。太陽光と同様に、平成27年度と比較すると設置率は14.1ポイントの上昇となった。これらを設置している施設数は2万9092校に上っているが、平成27年度の2万9939校からは減少した。