川勝平太・静岡県知事は12月4日、知事会見の中で、太陽光発電設備を適正に導入するためのモデルガイドラインを作成したと発表した。県内の各自治体がガイドラインを作成する際の参考に策定したもので、7月に県と各市町からなる検討会の議論を反映したもの。県は今後、県の関係各課で構成する「メガソーラーの導入に係る庁内連絡調整会議」を主体に、地域の特性を踏まえた各自治体のガイドライン策定を支援していくという。モデルガイドラインのポイントは、▽各地域の立地特性を公表・周知することで立地を避けるべきエリア、慎重な検討が必要なエリアを設定、▽市町との協議、地域住民との協議を入念に実施し、地域住民とのトラブルを未然に防ぎ、適正な事業への指導を実施、▽事業者から各段階で事業概要書、運転開始届、事業終了届などを提出させ、情報の入手で関係機関や地域との迅速に情報を共有、▽発電設備の定期的な稼働状況の把握、処分費用の積み立て推進などで、設置後の撤去を含む適切な管理を実施--などとなっている。
2018/12/05 ニュース
静岡県、太陽光設備の適正な導入でモデルガイドラインを作成
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