2018/12/03 ニュース
東電グループ、ベトナムの電力小売会社に出資参画

 東京電力パワーグリッド(東京都千代田区)は11月29日、Deep C Green Energy(Hong Kong(本社・香港))の普通株式50%を取得すると発表した。同日にDeep Cの親会社で、ベルギー系のインフラ開発会社Infra Asia Investment Hong Kong(IAI、同)と株式売買契約に調印した。これで同社は、IAIとベトナム・ハイフォン市のDEEP C工業団地で電力の配電・小売りを行う。この事業で同社は、主に技術面の検討と設備の建設を担い、IAIが設備の運用、電力契約を担当する。両社は、同国で配電・電力小売りを行うDeep C Green Energy(Vietnam)を通じて同事業を実施する。今回の案件は、同社初の海外配電事業への出資参画となる。