中部電力は11月29日、デンソーと新たなデマンドレスポンスサービス「CO-エネ」を来年2月1日から提供すると発表した。新サービスは、同社が各家庭に設置されているヒートポンプ給湯機「エコキュート」の運転時間や全館空調の温度をコントロールするもの。このコントロールはデンソーのHEMSを介して実施する。協力した顧客には、エコキュートのコントロール時間に応じた対価を「買い取り額」として、翌々月の電気料金に反映させる。この反映された金額が、実質的な電力料金の割引分となる。また、顧客にはコントロールする日時などを事前に通知し、自動でコントロールを行う。新サービスは、同社の顧客参加型取引サービス「これからデンキ」の一環として提供される。これで自社の発電設備の運転効率化や、太陽光発電設備の稼働率向上などを狙う。今後は、デンソーのHEMSやエコキュート以外にも、蓄電池や電気自動車なども制御対象に追加していく予定。
2018/12/03 ニュース
中部電力、家庭でのエコキュート使用を調整する割引サービス提供
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