三菱商事は11月29日、英スコットランド沖で計画中の「モーレイイースト洋上風力発電所」で、同社の保有する株式を関西電力などに売却したと発表した。同社の英国子会社、ダイアモンド・ジェネレーティング・ヨーロッパ(略称DGE)傘下に設立した、中間持株会社ダイアモンド・グリーン・リミテッドの株式を、関西電力に30%、三菱UFJリースに20%を譲渡した。これで関西電力は、モーレイイースト洋上風力発電事業で10.02%の株式を保有することになった。同事業は、スコットランドのモーレイ湾沖に出力9500kWの風車を100基(総発電容量95万kW)設置し、2022年から発電事業を行うもの。今回の株式譲渡で、同事業の運営は▽EDPリニューアブルズ(スペイン)、▽エンジー(フランス)、▽関西電力、▽三菱UFJリース、▽DGE--の5社体制で行われる。また、同事業の推進で、同社は国際協力銀行などの銀行団と、プロジェクト・ファイナンス形式の融資契約に調印した。
2018/12/03 ニュース
三菱商事、英国洋上風力の株式を関電などに売却
2018/11/30
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