ドイツの風車大手ノルデックス(ハンブルク市)は現地時間の6月14日、南アフリカ共和国の独立系発電事業者CENNERGIから、合計出力134.4MW分の風力発電設備を受注した。契約形態は機器供給から据え付け、試運転を含むターンキーベースで、平成26年の第3四半期から土木工事を着工する。今回受注した設備は東ケープ州ベッドフォードに建設される予定。供給する風車「N117/2400」は56基が供給され、平成27年の第2四半期に据え付けを開始し、平成28年6月には発送電を開始する見通しという。
今回の受注は、CENNERGIが運営するAmakhala Emoyeni風力発電所向けで、ノルデックスは今回の受注以外にも南アで180MW分の受注実績がある。CENNERGIには、インドの大手財閥系の電力会社、タタ・パワーが出資している。N117/2400の単機発電出力は2.4MW。
