東芝が11月8日に発表した平成31年3月期第2四半期連結決算によると、同期の業績は売上高1兆7779億5200万円(前年同期比5.1%減)、営業利益69億7600万円(80.7%減)、経常利益705億5800万円(4.2%減)、当期利益1兆821億3600万円(前年同期は497億8500万円の当期損失)と減収増益となった。この当期利益は、東芝メモリの譲渡が完了した売却益を計上したためという。主要6部門中、同期のエネルギーシステムソリューション部門は売上高3031億円(1273億円減)、営業損益3900億円(3100億円減)とこちらも不調に終わった。火力、水力、送変電分野などで減収になり、この影響で部門全体が減益となった。ただし原子力関連は増益だったという。通期は全社で売上高3兆6000億円(8.8%減)、営業利益600億円(6.4%減)、経常損失400億円、当期利益9200億円(14.4%増)と最終増益を見込む。
2018/11/12 ニュース
火力・水力の不振などで発電部門、全社でも減収 東芝
2018/11/12
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2018/11/08
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