2018/11/12 ニュース
太陽光関連の不振などで電力機器が約5%の減収 ダイヘン

 電源大手のダイヘンが11月8日に発表した平成31年3月期第2四半期連結決算によると、同期の業績は売上高685億4500万円(前年同期比1.7%増)、営業利益33億9300万円(27.9%減)、経常利益36億7000万円(26.6%減)、当期利益25億8300万円(27.4%減)の増収減益だった。主要4部門中、同期の電力機器事業は受注高339億9400万円(6.2%増)売上高279億5900万円(4.5%減)、営業利益7億3000万円(11億4100万円減)と減収減益に終わった。受変電システム事業の強化で受注増となった反面、太陽光発電関連機器の需要が減少したため減収となった。また、国内の工場を建て替え、これで減価償却費が増加し減益を記録したという。通期は全社で売上高1440億円(3.6%減)、営業利益85億円(15.5%減)、経常利益88億円(14.1%減)、当期利益55億円(19.5%減)と減収減益を見通している。