2018/11/08 ニュース
MHPS、カタールGTCC設備で2期目のメンテ契約を締結
 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は11月6日、カタールでガスタービンの長期メンテナンス契約(LTSA)を締結したと発表した。今回の契約は2期目で、契約期間は2019年から15年間となる。契約は、ラスラファンC独立発電・造水事業(IWPP)で運転中のガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備のうち、同社製のガスタービン「M701F」8基が対象となっている。この発電設備は同社が2008年に受注したもので、出力はプラント全体で約273万kWという大規模なもの。造水能力6300万ガロン/日という、海水淡水化プラント設備の動力源としても使用されている。2010年以降の稼動後、同社が設備の保守などを担当してきており、今回契約の更新時期を迎えたため2期目のLTSAを締結した。