2018/11/06 ニュース
電力取引件数の増加で部門売上高561.6%増に アストマックス

 アストマックスが10月31日に発表した平成31年3月期第2四半期連結決算によると、同期の業績は売上高52億2000万円(143.6%増)、営業利益1億2500万円(53%増)、経常利益1億1100万円(388.5%増)、当期利益700万円(前年同期は6700万円の当期損失)の増収増益となった。主要4事業中、同期の再生可能エネルギー関連事業は売上高3億2500万円(13.7%減)の減少)、セグメント利益5100万円(125.7%増)の減収増益となった。鹿児島県霧島市で建設中の太陽光発電設備(出力約2.2MW)で依然工事が長引き、平成30年3月の稼動予定を平成31年以降に延期した。大分県中津市(約2.3MW) の設備も、4月の稼動予定が年11月に延期されている。地熱発電事業では、宮崎県えびの市の案件で3号調査井(還元井)の掘削を完了した。同期は、3月に奈半利ソーラー発電所を譲渡したことや、西日本豪雨なと災害の頻発で、の熊本県の発電所(約7.8MW)が日射量に恵まれずば遺伝収入が前年同期比で減少。その一方、同社が受託している発電所の保守を見直してコストを低減できたためり、セグメント利益を確保できた。電力取引関連事業の業績は、電力取引件数の増加で売上高36億3500万円(561.6%増)と驚異的な伸びを確保した。反面、セグメント損失は5100万円(6100万円のセグメント損失)を計上した。