2018/11/06 ニュース
MHPS、ウズベキスタン国営電力会社に火力設備の保守で協力

 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は11月5日、三菱商事、ウズベキスタンの国営電力会社ウズベクエネルゴと覚書に調印したと発表した。この覚書は、火力発電所の運転・保守を支援する包括プログラムで3社が協業するもの。覚書の運転・保守技術を向上するプログラムは、同社が設備を供給したナヴォイ、タリマルジャン発電所と建設中の2設備が対象とされる。具体的には、各発電所のガスタービンの部品を長期的に供給するほか、ウズベクエネルゴの技術者にIoTを利用した運転・保守のトレーニングを実施する。これを通して、同社の運転・保守技術を提供する。また、同国にガスタービンの運転・保守技術向上を目指すサービスセンターを設立することも今後協議する。今回の覚書は、東京で開催された日本ウズベキスタン経済合同会議の成果。同社は今後、同社とウズベクエネルゴが2015年に締結した運転・保守に関する協定に基づき、両社の協力関係をさらに強化する。