2018/11/02 ニュース
三井物産・広島ガス、エネファームの余剰電力を買い取り
 三井物産は11月1日、広島ガスと家庭用燃料電池「エネファームtypeS」で発電した余剰電力の買い取りサービスを始めると発表した。広島ガスが一般家庭から、電力の取り次ぎ事業者として余剰電力を買い取り、同社が小売電気事業者として需要家に販売する。サービスは2019年1月から広島ガスが申し込みを受け付け、2019年4月から買い取りを順次始める予定という。買い取りは、広島ガスとの都市ガス契約が必須条件で、太陽光発電設備を併設している家庭からは買い取りをしない。両社は、各家庭の使用電力に関わらず常時出力を最大化し、分散エネルギーリソースを広域的に活用することで社会的な電力コスト削減にも寄与できるとしている。